お客様からよくご質問をいただくことのひとつにビルトアップがあります。ご存知の方も多いと思いますが、ビルトアップというのは、タップシューズのソール(底)の厚みを増す加工のことです。


 セヴィオン・グローバーが、ニューヨークのダンス用品店・カペチオ本店と同じ建物でシューズの修理屋を営んでいたピートさんに依頼して加工してもらったのがビルトアップの始まりだと言われていますが、実は、ビルトアップしたタップシューズの形は、1920年代に活躍し、“タップの神様”と呼ばれたビル・ボージャングル・ロビンソンが愛用していたタップシューズの形によく似ているんです。ボージャングルのシューズには現在のようなタップスはついておらず、トゥとヒールの部分が木で出来ていましたが、セヴィオンもその形からヒントを得たのかもしれません。


 ビルトアップの主な効果は『音が大きくなる』『低く重量感のある音になる』『シューズの重さが増すので、遠心力を使って足を振りやすくなる』などです。また、

O脚やX脚の影響でバランスが取りにくいという悩みを、ビルトアップの際に左右前後

のバランスの調整をすることで解消・軽減することも可能です。


 ただ、音量や音質には踊りたいスタイルとの相性や好みがありますし、体のクセもさまざまです。たとえばスイングジャズに乗せて軽快に踊りたいという方にはビルトアップはあまり必要ないのではと思いますし、現にプロの方でもあえてビルトアップをなさらない方はたくさんいらっしゃいますので、ビルトアップをするかどうかは個々のスタイルや音の好み、体のクセと照らし合わせて慎重に決められた方がよいと思います。


 ビルトアップは後からはずすこ

とも出来るのですが、シューズへ

のダメージはどうしても避けられ

ませんので、新しいシューズを購

入されてビルトアップをなさるか

どうか迷っていらっしゃる場合は、まずノーマルで履いてから検討さ

れることをお勧めしたいですね。


 厚さは女性なら3〜6ミリ、男

性なら5〜8ミリ程度をお勧めし

てい
ます。もちろんそれ以上の厚みに加工することも物理的には可能ですが、厚みを増すほどシューズが曲がりにくくなるので、脚力や技術が伴わないとヒールアップをキープしにくくなったり、ヒールサウンドのタイムキープが難しくなったりというデメリットが生じるようです。


 また、脚力がないのに大きな音を鳴らしたいからと厚みを増しても逆効果になる恐れがあるので、タップのスタイル、音の好みに加えて、脚力も考慮して厚みを決められるとよいと思います。


 BASEMENTでは加工データをすべて残してありますので、以前と同じ加工でという

方はそのようにおっしゃっていただければOKですし、「○○さんと同じ仕様で」というオーダーには、オリジナルの仕様を拡大縮小コピーして調整し、お客様のサイズに合ったバランスで加工する方法をとっています。シューズは高い買い物ですし、ビルトアップ加工にもそれなりの金額がかかります。結果的に加工はしないことになってもまったく構いませんので、何でも遠慮なくご相談いただければと思います。




Build Up

  經常有客人詢問有關 Build Up 的問題。 可能大家都知道, Build Up 這個加工程序, 就是將鞋底加厚。


  於 New York 的 Capezio 專門店內, 有一間由 Pete 經營的鞋類修理店。 Savion Glover 的鞋就是找他們加工的, 而從此這個加工程序就被稱為 Build Up。 但其實早在 1920 年代,  Build Up 的初形已經出現, 它跟被稱為"踢踏舞之神"的 Bill Bojangles Robinson 常穿的鞋子就有點相似。 Bojangles 的鞋子並不像現時的 Tap Shoes 鑲有金屬鐵片, 當時的 Toe 與 Heel 部分, 都是木製的。 Savion 也許是從那個形狀上得到靈感也說不定。


  Build Up 的效果, 主要是 『令聲音大一點』、 『低音更明顯』、『因鞋的重量增加, 可利用離心力令幫助腿、足部的踢動』 等。 另外, O形腳或 X 形腳的人, 於力學上, 平衡可能出現些微問題, Build Up 時亦可藉此於左右前後作出適當的調整, 以解除或減輕足部的負擔。


  但是, 每人對音質、音量的要求, 會因舞蹈風格而各有不同, 而且身體的使用方法也不一樣。 例如要跳輕快,  Swing Jazz 一點的話, 不一定要穿上 Build Up 的舞鞋, 現在很多專業舞者也要求沒有 Build Up 的舞鞋。 其實都是建議大家按照個人對音色的喜好、 跳舞風格, 以及自己身體的使用習慣, 去決定 Build Up 的狀況。


  Build Up 加工裝上後, 若不喜歡, 雖然可以拆除, 但無可避免, 一定會造成損害。

若買新鞋不知道應否加工做 Build Up 的話, 會建議試穿著沒有 Build Up 的, 然後再作決定。



←左: 沒有 Build Up 的鞋子             

 右: 已加工 Build Up 的鞋子


←左: 沒有 Build Up 的鞋子

 右: 已加工 Build Up 的鞋子

 

  厚度方面, 女士會建議做 3 - 6mm; 男士的話則建議做 5 - 8mm。 物理學上, 當然再厚一點也可以, 但若厚度再增加, 會令鞋身難以彎曲, 用力方法、技巧等會較難掌握, 後腳跟要作 Time Keep 亦較困難。


  若是因為力度上有不足, 而去加厚 Build Up 去作出更大聲音的話, 恐怕會有反效果, 所以都是根據舞蹈的 Style, 喜歡的音色, 以及足部的能力去考慮 Build Up 的厚度較好。


  每次加工, Basement 都會為客人保存加工記錄, 人客可按照以往記錄作加工, 或可要求 「我想要跟 OO先生/小姐一模一樣的加工」。 然後他們會根據本來的記錄, 再按比例去擴大或縮小作修正, 以去配合客人鞋子的大小, 作出平均的調整。 一雙 Tap Shoes 一點也不便宜, 而且 Build Up 亦要另外花費, 就算最後是否加工也不緊要, 請大家不要客氣, 隨時都可以 Basement 相談。






お話し下さったのは、東京・東中野のシューズショップ『BASEMENT』の藤井政司さんでした!


BASEMENT Official WEB サイト 

http://www.basement-tokyo.com/












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Shoes Stories vol.3